昨夜は熊本地域医療センターに午後7時から午前0時まで出動して参りました。この出動は月に1度、開業医や熊大病院の小児科医が平日の夜間や休日の診療を交替で行うものです。診療は原則として1名の医師で行っていますので、このインフルエンザシーズンは来院される方が多くて、2〜3時間待ちとなることもしばしばです。インフルエンザの場合、発熱してからあまり時間が経過していない時点で検査をしても判定ができない場合がありますので、機嫌もそう悪くなくて水分も少しづつとれていれば、翌朝受診してもいいのではないかと思います。

さて本日は節分です。
節分の豆まきは、災いをもたらす鬼を追い払い、新年に福を呼び込むための行事です。まかれた豆を自分の年齢の数だけ、あるいは1つ多く食べると、体が丈夫になって風邪をひかない、というならわしがあるところもあるようです。使用する豆は地域によっては大豆だったり落花生だったりのようです。ところで、異物を誤って気道につめてしまう誤嚥事故の原因として乳幼児で圧倒的に多いのは豆類です。豆類(ピーナッツ入りチョコレートなども)を上手に噛み砕けるようになるまでは食べさせないようにしましょう。

いしばし小児科 石橋