Vol.7「おむつはずれの心構え」

@絶対に叱らない
 おむつはずれには失敗がつきものです。どんな場合でも叱るのはいけません。たとえやさしい口調で注意しても、お子さんにとってはプレッシャーにしかなりません。

Aできたらほめまくる
 上手におしっこやうんちができたら「おしっこがでてすっきりしたね」「大きなうんちが出てよかったね」と言って、いっしょに喜びましょう。言葉かけやパパ、ママの喜ぶ姿がプラスとなり、おむつはずれを後押しします。

B失敗は次の成功のカギ
 おむつはずれは、失敗を繰り返して成功につながります。おもらしをしてママが慌てる姿を見て、「失敗しちゃった」ということを学びます。またママも「次はこの時間にトイレに誘ってみよう」と思えます。失敗は次のステップと前向きに考えましょう。

C周到な準備でおおらかな対応
 おもらししてもすぐに対処できるように、ぞうきんは部屋のあちこちに置いておきましょう。またおむつや着替えも、すぐに取れるようにしておくとママの負担が減ります。

Dイメージをつかむことも大切
 トイレでおしっこをする姿を見たことがない子に急に「トイレでしてみよう」というのは難しい話です。イメージをつかませるためにも、親やきょうだいがトイレに行くときはいっしょに連れていきましょう。男の子の場合、パパに任せるのも手です。