症状
潜伏期は約10日で、突然38度以上の高熱がでて3~4日前後持続し、解熱とともに赤い発疹が全身に広がります。かゆみや痛みはなく、発疹は3~4日で消えます。咳、鼻水、下痢を伴うこともあります。高熱のわりには機嫌は比較的良好で、食欲もそれほど落ちないことが多いようです。ただ、初期症状の熱だけでは突発性発疹と診断することは簡単ではなく、疑わしいと診断できるだけで、発疹がでるまでは確定できないのが普通です。比較的経過は良好ですが、熱性痙攣、脳炎・脳症、肝炎などの合併症を認めることもあるので、注意は必要です。