ホームケア
@吐き気が強いときはひとまず何も与えない
 無理に水分を与えてもすぐに吐いてしまい、飲ませたものだけでなく胃液も吐くために、電解質のバランスをくずします。

A水分補給は少量ずつこまめに
 激しい吐き気がおさまったら、赤ちゃんなら最初はさ湯で口を湿らす程度、1才以上ならスプーン1杯の水分補給から始めます。
 嘔吐がないことを確認して徐々に量を増やしていきます。

B水分補給はベビー用のイオン飲料がベター
 水分補給は、麦茶、さ湯、番茶、ベビー用イオン飲料(OS-1など)などで。
 嘔吐のある時は、吸収のよいイオン飲料(OS-1など)がいいです。

C食事は無理をしないで少量ずつ
 下痢や嘔吐がおさまって食欲がでてきたら、おかゆ、うどんなど消化のよいものを少しずつ与えましょう。

Dミルクも少しずつ
 ミルクに含まれる乳糖を分解する酵素は腸内にあるため、ミルクをいつもどおり与えると下痢が治りにくいことがあります。
 ミルクは薄める必要はありませんが、水分補給の要領で少しずつ与えましょう。母乳も欲しがればあげてください。

Eおしりのケア
 下痢のときはおしりがかぶれやすいので、便がでるごとにおしりを洗って十分にかわかしましょう。
 市販のおむつふきでかぶれが悪くなることもあるので気をつけましょう。