症状

水ぼうそうにかかると、かゆみのある虫さされのような赤い発疹が最初は数個あらわれて、半日ほどでまたたく間に全身に広がります。
頭部にも発疹ができるのが特徴です。
目の結膜や口の中、陰部にできることもあります。

多くは、発疹とともに37〜38度台の熱が出ますが、熱がでない場合もあります。
一般には発疹の数が多いほど、熱が高くなる傾向があります。

発疹は徐々に大きくなって水疱に変わり、かゆみが強くなります。水疱は2〜3日たつと乾いてかさぶたになります。

発症後3〜4日は次々と発疹が広がるので、同じ場所に発疹、水疱、かさぶたが混在します。
強いかゆみはかさぶたになると治ります。
すべての水疱がかさぶたになれば病気はなおります。
その後、自然にかさぶたがはがれていきます。

かさぶたのあとが残ることもありますが、ほとんどは半年もすればきれいに消えます。