テレビの普及がほぼ終わった1970年代前半から
日本の子どもたちの急激な視力悪化がはじまり、
テレビゲームの普及、パソコン、ケータイの普及と電子映像メディアの
広がりとともに、視力悪化は深刻な事態となっています。
例えば、東京都の高校1年生の裸眼視力1.0未満の子どもの比率は、
テレビ普及の初期、1960年代前半には2割強しかいませんでした。
テレビゲーム普及がほぼ終わった1988年には男女とも50%を超え、
パソコンやケータイの普及が進んだ2007年には男子68.7%女子75%と、
ほぼ7割の子どもたちが裸眼視力1.0未満という悲惨な状態となっているのです。
全国どこでもこの40年ほとんど同じ傾向となっています。