12/04/05 20:00
▼ﾀｲﾄﾙ
「細菌性髄膜炎」
▼本文
熊本県発表の
3月26日〜4月1日の
インフルエンザ発生状況は
定点あたり9.59と
やっと
警報終息基準値(10.00)以下
となりました。
ただし、
昨日も書きましたが、
現在B型が主流で
くすぶっています。
油断はできません。
春休みも残りわずか。
新学期･入学式が
控えています。
人混みは注意しましょう。
それから
3月26日〜4月1日の週の
感染症情報で
県内の1人の
10〜14歳の方が
細菌性髄膜炎を
発症しています。
来年の3月末まで
ヒブ･肺炎球菌ワクチンの
公費負担制度(無料)
は延長されました。
ワクチン接種を
していない方で
高熱が続く場合は、
常にこれら2つの細菌が
主要な原因となる
細菌性髄膜炎の
可能性を否定できません。
死亡する、
後遺症が残る、
など予後不良になることが
しばしばです。
「上の子の時は
ワクチンなかったし、
かかっとらんけん
下の子もせんでよか」
「ワクチンをして
死亡した人がいるから
怖くてできない」
などと思っている方が
おいでです。
ワクチンが
接種できなかった間に
この病気に罹った
多くの方が
残念な結果に
なられています。
またワクチン接種と
その直後の死亡との
因果関係は
否定されています。
まだ接種が
お済みでない方は
接種なさるのを
お勧めいたします。
当院は
4月6日午後、
4月7日
休診させていただきます。
どうぞ良い週末を
お過ごしください。