12/5/16「響関」
12/05/16 13:46 
▼タイトル
「響関」

▼本文


『子どもの遊び』の講義から。

子どもの時間の中では、
面白さを、
新しい視点を、
新しい価値として
共有する仲間が
登場します。

そこには、
共に本気で
楽しみながら
問題解決に
向かおうとする姿があり、
一方的に何かを与える、
やらせる、
教える
関わりはありません。
互いに影響し合って、
連なっています。

関わりの中で、
受容・承認し、
行動の提案をし、
互いに体言化し、
その達成感や喜びを
分かち合います。

一つの答えに
効率よく早く
たどりつくための
関わりではなく、
それぞれの答えに
たどりつくまでの
道すがらを
共に楽しむ関わりです。

これらの関わりを
ここでは
“響関”
と呼びましょう。
この響関者の
存在なくしては、
自分が自分であって良い
という自己肯定感は
育ちません。