12/5/18「人との関わり」
12/05/18 13:52 
▼タイトル
「人との関わり」

▼本文


『子どもの遊び』の講義から。

子どもが子どもの時間を
十分に生きなければ、
関わりの中で
自分を上手く表現できずに
苦しんでしまうかも
しれません。
誰かと何かを
成し遂げることが怖くなり、
関わりを閉ざして
しまうかもしれません。

他者に思いを馳せたり、
自分が受容され、
思いを馳せられた経験が
無ければ、
他者を思いやることは
難しいかもしれません。

子どもの時間を生きるとは、
子どもの心に、
関わることに前向きになる
プラスの感情(肯定感)を
大きくしているのでしょう。

自分は遊ぶことで、
その遊びの魅力によって
全く知らない子とも
仲良くなれるんだ、
という実感は、
関わりを恐れないことに
つながります。

誰かと何かをやることは
面白いんだ、
ということは、
人との関わりを閉ざしません。
人と関わっても大丈夫、
ということを、
しっかりこの時間の中で
積み重ねているのでしょう。

それはきっと、
あきらめずに
誰かと何かを
達成していくための、
自信と勇気と知恵を
育んでいくことに
なるのでしょう。