12/6/1「風疹」
12/06/01 20:25 
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「風疹」

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熊本県発表の
5月21日〜27日の
感染症情報です。

インフルエンザは
減少していますが、
B型がまだくすぶっています。
先週まで、
当院でも近隣の小中学校の
お子さんが感染していました。
外出から帰ったら、
手洗い・うがいの励行を
習慣としましょう。

また、
熊本県では
一年ぶりの
風疹が発生しました。

風疹は比較的
経過は良好ですが、
関節炎、
出血したら
止血しにくくなる
血小板減少性紫斑病、
意識障害や
時に後遺症を残す
脳炎の合併
もあります。

そして風疹抗体のない
妊婦が妊娠20週頃までに
感染した場合、
赤ちゃんに
白内障、心疾患、難聴
などの症状がみられる
先天性風疹症候群が
起こることがあります。

近年は成人男性を中心に
感染が起こっていて、
今年は近畿地方を中心に、
同時期としては
2008年以降
最大の発生数となっていて、
いまだ増加傾向です。
厚労省は
注意喚起の通知を
全国の自治体に出しました。

麻疹・風疹ワクチンの
接種対象者は
必ず予防接種を
受けましょう。

また過去の妊婦健診の際に
風疹抗体検査をして、
抗体が陰性もしくは
抗体価が低い方は
予防接種されることを
お奨めします。
ただし妊婦は
接種できません。

成人男性でこれまで
風疹ワクチンを
接種していない場合は、
接種をお奨め致します。