12/6/23「食育月間〜B」
12/06/23 16:30 
▼タイトル
「食育月間〜B」

▼本文


内閣府食育推進室
「親子のための食育読本」の中の
『近年における子どもたちの食生活の変化』
(国立健康・栄養研究所 饗場直美氏)
から抜粋します。

学童期以降の朝食の欠食が
増えている。

朝食を食べない理由
「時間がない」
「食欲がない」
食べない子どもたちには、
まずは、なんでも良いから
何か口に入れて、
食べてから学校に行く
ことから始める。

朝食を食べてこない
子どもたちは、
「イライラ、頭痛、
肩こり、やる気が出ない等」
が多く認められる。

朝食を欠食しているような
食習慣を有している人は
太っているという報告が
多く出されてきている。

朝食を常習的に食べない
子どもの中には、
学校での給食も食べない
子どもが認められる。
学校でもあまりご飯を
食べられなかった
子どもたちは、
夕食までは我慢できないので、
そこで間食を食べる。
そうすると夕食の時間に
お腹がすかなくて
夕食を家族と一緒に食べない。
しかし夜遅くなると
お腹がすくので、
夜食を食べるという
鎖の輪が出来上がっている。

本来、朝食は食事間の
時間が一番長く、
本来お腹がすいているはず。
お腹がすいているときに
食べられない。
これには、子どもたちの
生活習慣が関わっている。
子どもたちは夜寝る時間が、
だんだん遅くなっている。

遅く塾から帰り、
帰宅後の遅い時間に食事になる。
そこで夕食を
2回に分けて食べてみる。
なるべく夜寝る前には
多く食べない。
塾に行く前に、
少しご飯などを食べて、
帰宅後に少し食べてもよい。

まずは、朝起きた時
おなかがすいている状態
にすることが大切。
朝お互い忙しい時には、
子どもたちが1人でも簡単に
食べられるように
しておくのもよい。

まずは、朝ごはんを食べて、
からだを目覚めさせること、
学校に行って元気に動けるだけの
エネルギーを供給して
あげることが大切。