12/6/26「食育月間〜C」
12/06/26 19:56 
▼タイトル
「食育月間〜C」

▼本文


内閣府食育推進室
「親子のための食育読本」の中の
『近年における子どもたちの食生活の変化』
(国立健康・栄養研究所 饗場直美氏)
から抜粋します。

食事が自立してきた時の
食事の欠食を左右しているのは、
「食事を楽しみにしている」という、
食事に対する意欲。

食事を楽しみにしている人は
欠食をしない。
本来食事は私たちにとって
ご褒美であり、楽しいもの。

最近の調査では、
子どもたちに、
「食事をよくかんで食べているのか」
「食事が楽しいか」
と聞くと
「よくわからない」
と答える子どもたちがいる。

食事を楽しく感じている
子どもたちの方が、
朝食を欠食する子どもたちが
少ないことが報告されている。

これは、
食事をすることに対して、
興味や意欲が低下している
ことを示す。

おいしい食事をしているときは
楽しいし、
幸せな気分を味わうが、
食事を味わい、
楽しむということが
わからない子どもたちがいる。

食事を楽しみにしている
子どもたちの家庭では、
やはり食事を楽しみにしている。
子どもたちが
「食事を楽しみにする」
ためには、
食事を一緒にする保護者が
「食事を楽しみにしている」
ことが必要。

子どもたちの朝食欠食を
なくすような
習慣づけをすることと一緒に、
ぜひ、
保護者の皆様が
「食事を楽しむ」
「食事がおいしい」
を感じてください。

お母さんやお父さんが
食事を楽しみにしていると、
子どもたちも
食事を楽しみに
するようになる。
その積み重ねが、
子どもたちが成人して、
子どもたちの
食が自立したときに、
自分で食事の準備や
食事を食べることの
大きな牽引力になる。