13/11/11 13:52
▼ﾀｲﾄﾙ
「乳幼児突然死症候群」
▼本文
これまで
このブログで御紹介
してきましたが、
11月は乳幼児突然死症候群
の対策強化月間です。
厚生労働省は、
①うつぶせ寝は避ける
②たばこはやめる
③できるだけ母乳で育てる
の3つの望ましい育児習慣を
呼びかけています。
この症候群は、
それまで元気だった
あかちゃんが、
事故や窒息ではなく
眠っている間に
突然死亡してしまう病気です。
原因は不明で、
これまでの研究から
＊男児
＊早産児
＊低出生体重児
＊冬季
＊早朝から午前中に多い
＊うつぶせ寝
＊両親の喫煙
＊人工栄養児
で多いことが
分かっています。
対策強化月間を開始した
平成11年度以降、
死亡数は減少していますが、
ここ5年間は
年間150人前後の
赤ちゃんが死亡しています。
平成24年には
152人が死亡し、
0歳児の死亡原因の
第3位となっています。
異常発見時の体位は、
うつぶせ47.7%
あおむけ39.0%
死亡した赤ちゃんは、
寝返りが自由にできず、
寝方を自身で
ほとんど変えなかった
ようです。
両親が喫煙する場合、
しない場合の約4.7倍
この疾患の発症率が
高いと報告されています。
人工乳が
この疾患を引き起こす
わけではありませんが、
母乳で育てられている
赤ちゃんの方が、
発症率は
低くなっています。
３つの望ましい
育児習慣について
見直してみましょう。
さて今日は
寒くなっています。
時間に余裕が出来たら、
温かい紅茶など
召し上がって
身体を温めて
みてください。