13/11/18「腕の力」
13/11/18 20:20 
▼タイトル
「腕の力」

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先日、
NHKジャーナルという
ラジオの情報番組を
聞いていたら、
このブログにも
以前書きましたが、
最近保育園・幼稚園などで、
転んで顔や頭をけがする
こどもが増えている
そうです。

転んだ瞬間に
手を着けない、
あるいは
着いても身体を
支えることができない、
などが考えられます。

ある保育園の先生の
お話ですが、
2つの机を並べて
その机の間に立って、
両手を机に着いて
足を浮かせた状態で、
どれくらいの時間
両手だけで
支えていられるかを
毎年調べているが、
その時間が最近は
以前に比べて
だいぶ短く
なったそうです。

その先生は、
腕の力が低下して、
頭・顔を負傷してしまう
のではないかと
おっしゃっていました。

こどもの運動に関する
専門家の先生の
コメントとして、
乳児期に
這い這いをする期間が
短くなった、
あるいは
ほとんどせずに
つかまり立ち
そして歩行に
移行していることが
考えられる
とのことです。

這い這いを
あまりしないと、
腕、背筋が
十分に発育しない
ことが考えられる
そうです。

確かに
そのような
発達をたどる
おこさんも
いらっしゃいます。

しかしたとえ
這い這いを
あまりしなくても、
その後
いろんな遊びを通して、
あるいは運動を通して
腕の力をつけることは
可能です。

這い這いを始めたら
早く歩かせようと
訓練などせずに、
慌てずに
十分這い這いをさせて、
自然とつかまり立ち、
歩行に移行していくのを
見守りましょう。