13/11/30「視力」
13/11/30 16:57 
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「視力」

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幼少時は
毎月のように
何らかの病気で
受診していたおこさんも、
小学生になると
その頻度は
ぐっと減ります。

そんな小学生の
お子さん達が、
インフルエンザワクチン接種に
来院なさっています。

久しぶりに会うと、
その成長した姿に
頼もしさを感じます。

ただ、
中には視力が低下して、
めがねをかけている
おこさんも
いらっしゃいます。

平成24年度
学校保健統計調査の
視力検査について、
今年の3月のブログでは
全国の結果を書きました。

熊本県の結果を
お伝えします。

<裸眼視力(前年比)>
(数値は全体に占める割合)

*小学校
1.0未満0.7以上 9.6%(0)
0.7未満0.3以上 10.8%(+1.2)
0.3未満 8.3%(+1.6)

*中学校
1.0未満0.7以上 9.9%(+1.6)
0.7未満0.3以上 17.7%(+3.0)
0.3未満 27.2%(+1.4)

小学生の約3割、
中学生の約5割が
視力1.0未満です。
そして中学生の約3割が
視力0.3未満です。

前年比をみると、
小中学生共に
視力がさらに
低下しています。

ネット、ゲームなどの
メディアの影響も
以前から指摘されています。

メディアの利用は
時間を制限するなどの
ルールを決めましょう。

めがねや
コンタクトの使用は、
おこんさんにとっては
何かと不便です。
また、めがねをかけると
見た目の印象が
変わることもあります。
私など、
めがね姿を見慣れていないと、
すれ違ってもその人だと
全く気づかない
こともあります。

今日で11月は終わります。
これから冬至に向けて
日没もどんどん早くなって、
お部屋も夕方から
すぐに暗くなります。
照明を適切に使用して、
目を大切にしましょう。