13/12/12「ブルーライト」
13/12/12 19:37 
▼タイトル
「ブルーライト」

▼本文


光ダイオード(LED)の
ブルーライトが
身体に及ぼす影響について、
慶應大学眼科学教授の
お話から抜粋します。

ブルーライトは
昼は必要ですが、
夜ずっと目に入ると
体のリズムを崩します。

まずLEDは
非常にまぶしいです。

それから、
私たちの体のリズムを司る
体内時計は
脳の視床下部にあります。
目のガングリオン細胞
の中にある光受容体が
LEDのブルーライトに反応して、
その光の情報を
脳の視床下部に直接伝えます。
その結果、
視床下部にある
体内時計をコントロール
してしまいます。

これまでは、
体内時計が崩れる人には
タイムシフト(時差)ワーカー、
いわゆる
夜勤もこなす職業の方が
挙げられていました。

こういう職業の方には、
女性なら乳がん、
男性なら大腸がん
が多く、
その他、糖尿病、高血圧、
うつ病、睡眠障害などが
多くみられています。

コンピューター、
スマートフォンには
LEDのブルーライトが
使用されているので、
夜に使用していると
脳はまだ昼ではないかと
認識して、
体内時計が
どんどん崩れていきます。

そして、
光は距離の二乗で
効いてくるので、
コンピューター、
スマートフォンは
目の近くで使用する分、
その影響はより強くなります。

人工のブルーライトを
長時間見つめる生活は
人類史上初めてのことで、
その影響が懸念されています。

夜はできる限り、
メディアの使用は
短時間にとどめたいと
思います。