14/4/18「むし歯」
14/04/18 13:24 
▼タイトル
「むし歯」

▼本文


むし歯
熊本県の平成25年度学校保健統計調査結果
によるむし歯の者の割合は、

幼稚園39.8%
小学校62.0%
中学校53.1%
高等学校66.6%
となっています。

全国平均値と比べると、
5〜17歳の全ての年齢において
全国平均値を上回っています。

・歯の専門家の先生のお話です。

そもそもこどもは、
口や顔を触られることは
本能的に嫌がるものです。

歯ブラシを使う前に、
触られることに慣れることから始めましょう。
そのための遊びをご紹介します。

*「アームー」と声を出しながら、
手のひらを口に当てたり離したりして、
おもしろい音の響きを楽しみましょう。

*両手でほっぺを挟み、
軽く押さえてパッと離したり、
円を描くようにさすって感触を楽しみます。

歯磨きは、
最初の歯が生えたらスタートしましょう。
(6か月〜1歳)
ただこの時期はしっかりみがくよりも
歯ブラシに慣れる気持ちで
ゆったり構えて始めましょう。

また、じっとして歯磨きが終わるのを
待つこともつらいものです。
大切なことは「歯磨きは楽しい」
と感じさせることです。
終わったあとは
いっぱいほめてあげましょう。

自分で歯ブラシを握れるようになったら、
最初は磨くまねができるだけで大丈夫です。
そのためには、
周囲の大人が
一緒に磨いてみせることが大事です。

「自分みがき」の後に
「仕上げみがき」を行いましょう。
この時もこどもの手にはマイ歯ブラシを
握らせておきましょう。
「自分みがき」と「仕上げみがき」は、
並行して行うのが基本です。

ところで以前も書きましたが、
歯ブラシでのどをついてしまう
事故が発生しています。
歯ブラシは小児用の、
のどをつかない工夫をしているものを
利用しましょう。