14/5/19「エコチル調査」
14/05/19 20:24 
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「エコチル調査」

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以前も書きましが、
環境省では子どもの健康と環境に関する全国調査、
通称「エコチル調査」を行っています。

今年の1月に
エコチル調査3周年記念シンポジウムが開催され、
その時の発表内容の一部をご紹介します。

*お母さんが妊娠初期に喫煙を続けている。
回答数;72826件
(以下、お母さんの年齢別の割合)
25歳未満;10%
25〜30歳;5%
30〜35歳;4%
35〜40歳;4%
40歳以上;5%

*お母さんが妊娠中〜後期に喫煙を続けている。
回答数;64138件
(以下、お母さんの年齢別の割合)
25歳未満;10%
25〜30歳;5%
30〜35歳;4%
35〜40歳;4%
40歳以上;4%

妊娠中〜後期になっても、
喫煙率に変化は見られないことが判明しました。

*パートナーは妊娠初期に喫煙を続けている。
回答数;72826件
(以下、パートナーの年齢別の割合)
25歳未満;66%
25〜30歳;52%
30〜35歳;46%
35〜40歳;41%
40歳以上;39%

*パートナーは妊娠中〜後期に喫煙を続けている。
回答数;64138件
(以下、パートナーの年齢別の割合)
25歳未満;66%
25〜30歳;52%
30〜35歳;46%
35〜40歳;41%
40歳以上;39%

妊娠中〜後期になっても、
喫煙率に変化は見られないことが判明しました。
お母さんが喫煙していなくても、
受動喫煙の影響が懸念されます。

今回は以上の結果のみが提示されました。
今後、エコチル調査は続きますので、
妊娠中の喫煙がどのような影響を
おこさんに及ぼすのか
分かっていくものと思われます。

北海道の研究では、
受動喫煙による影響でも、
こどもの体重が軽くなり、
身長・頭位が短くなる傾向がみられました。