14/06/28 16:44
▼ﾀｲﾄﾙ
「暑さ指数」
▼本文
熊本の今週末はお天気良好のようで、
気温は30℃近くまで上がるようです。
朝晩は幾分か肌寒く感じられるので、
衣服調整をこまめに行いましょう。
熱中症の予防目的として用いる暑さ指数は、
本日の熊本市15時時点で26.3℃。
熱中症に対しては“警戒”のレベルです。
明日の予報は15時時点で26℃となっています。
環境省がまとめたH26年5月〜6月の
6都市
(東京都、大阪市、名古屋市、新潟市、広島市、福岡市)
における暑さ指数と熱中症による救急搬送者数
との関係をみると、
5/29〜6/3の期間に暑さ指数が25〜26℃と
それ以前に比べて上昇し、
それに伴い搬送者数も増加し、
6/1は600人を超えました。
また、
5/31;1人、6/1;2人、6/2;1人が死亡されています。
気温がさほど高くなくても
湿度が高ければ暑さ指数は高くなり、
熱中症の危険性も高くなります。
今後1週間の予報では、最高気温は30℃弱ですが、
雨の影響で湿度は高くなりそうで、
暑さ指数も上がる可能性があります。
ご注意ください。
そして例年お伝えしていますが、
暑い季節は食中毒が発生しやすくなります。
国立感染研の6/18までのデータをみると、
腸管出血性大腸菌感染症の報告数は、
4月に入り増加し、
一旦減少したものの5月中旬以降週を追うごとに
増加の一途をたどっています。
熊本県でも6/22現在これまで8人が感染しています。
腸管出血性大腸菌感染症では、
菌が産生するベロ毒素により、下痢、血便、
そして脳症、溶血性尿毒症症候群などの
重症な合併症を発症し死に至る場合もあります。
食品の保管・調理、調理器具・食器の衛生管理に
十分お気をつけください。
これからの季節、
アウトドアで調理をする機会があるかもしれません。
その際、特に生肉の取り扱いには
ぜひ細心の注意を払ってください。
楽しい時間を過ごして、
良い思い出となりますように。