14/7/11「がん」
14/07/11 19:25 
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「がん」

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国立がんセンターから、
2014年のがん統計予測が発表されました。

*がん罹患予測
がん罹患数は約88万人。
2010年の全国推計値と比較して
約7万7千例増加しています。
・部位別
男性は胃、肺、前立腺、大腸の順、
女性は乳房、大腸、胃、肺の順です。
男女ともに胃と肺がほぼ同数になりました。

*がん死亡数予測
がん死亡数は約37万人。
2012年の実測値と比較して
約6千人増加しています。
・部位別
男性は肺、胃、大腸、肝臓の順、
女性は大腸、肺、胃、膵臓の順です。
男女の合計では、肺がんが圧倒的に多く、
2012年と比較して、膵臓が肝臓を抜きました。

*近い将来に予想されること
男女とも肺がんの罹患数が胃がんを抜き、
死亡数は、
男性では膵臓が肝臓を抜き、
女性では膵臓が胃を抜くことが予想されます。
膵臓がんの増加に関しては、
喫煙が確実で、糖尿病がほぼ確実な危険因子です。

肺がんにも勿論喫煙は影響を与えます。
そこで国立がんセンターでは、
7/7〜7/20の期間限定で
「クイット・ライン(禁煙電話相談)」を開設しています。
どなたでも禁煙支援の相談が無料でできるそうです。
詳しくは国立がん研究センターの
ホームページをご覧ください。