14/7/17「光線過敏症」
14/07/17 15:01 
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「光線過敏症」

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そろそろ梅雨が明けそうです。
今日は午後から日差しが強く、
紫外線は「非常に強い」レベルです。

光線過敏症という病気をご存知ですか。
これは、通常健康な人が照射されても
何ら皮膚に異常をきたさない程度の光線の暴露で、
光があたった部位に異常な皮膚反応をおこす病気です。

原因は様々ですが、
最近、ケトプロフェンテープ(消炎鎮痛剤)による
光アレルギー性皮膚炎が増加しているそうです。
皮膚症状は比較的重篤で治りにくい場合が多く、
テープ使用部位以外の皮膚にも症状がでることもあります。
また使用中止後数か月経っても、
皮膚炎が生じた部位に再び光を浴びて皮疹がでることもあり、
長期にわたり遮光が必要なこともあります。

肩こり・筋肉痛などで
消炎鎮痛剤のテープ・湿布・液体を使用した際に、
皮膚に発疹や発赤などがでたら使用は中止しましょう。

これからは紫外線もかなり強くなります。
1日のなかでは10時〜14時頃は最も強い時間帯です。
また衣服については、
白色は黒色に比べて光線が透過しやすく、
レーヨンや綿に比べてポリエステルでは
光線の透過率は低下するそうです。

太陽光を適度に浴びることは必要ですが、
いろいろな疾患の原因にもなります。
紫外線が強い季節は特に気をつけましょう。