15/2/18「突然死」
15/02/18 19:33 
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「突然死」

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東京都監察医務院が、
東京23区で平成24年までの10年間に扱った、
突然死した5歳未満のこどもの119人の
死因や経緯を分析しました。

死因の最多は窒息68人(57.1%)でした。
年齢別では0歳児が60人(88%)と最も多かったです。

窒息の原因は、
・第1位;27人
 母乳・ミルクを飲んで寝た後に嘔吐して気管を詰まらせた
・第2位;17人
 大人用の寝具がかぶさって窒息した

今回のケースについて保護者から聞き取りしたら、
こどもが吐き出さないようげっぷさせたと答えたのは
2件のみだったそうです。

授乳後はげっぷをよくさせる、
すぐに寝かしつけない、
げっぷが出にくい子に対しては、
寝かせる時に顔を横向きにしてしばらく様子をみる、
などしましょう。

また、一緒に寝ていた親に圧迫されて死亡した事故もあり、
ベビーベッドや軽いベビー寝具を使用することも重要です。

そしてベビーベッドと寝具の間に隙間を作らず、
ベッドの上にはおもちゃを置かないようにしましょう。

就寝中の事例における発見時の体位は
うつぶせが最多でした。
乳幼児突然死症候群の原因のひとつがうつぶせ寝です。
あおむけに寝かせましょう。

2月15日に熊本市ではうぐいすの初鳴きが観測されました。
明日は寒いもようですが、
春は少しずつやって来ています。