15/3/11「BMI」
15/03/11 18:36 
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「BMI」

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こどもの肥満については、
これまでもこのブログに書いてきました。

肥満の専門家のお話から抜粋します。

こどもの肥満の一番の問題は
大人の肥満につながっていくことと、
いったん肥満が解消しても、
大人になってからの
心筋梗塞の発症リスクが高いことがわかりました。

学童期の肥満は幼児期から徐々に
始まっていくことがわかってきました。
3〜5歳頃から徐々に体脂肪がついて
学童期の肥満につながります。

そこで肥満のスタートラインの
乳幼児期に焦点を当てて、
その時点から肥満にしないような
手だてを考える必要があります。

肥満の早期発見の指標として、
BMI(Body mass index)の変化をみます。
通常BMIは生後から徐々に減少し、
5〜6歳頃からゆっくり上がっていきます。

8割のこどもが
1歳半健診時よりも3歳時健診時の方が、
BMIは下がります。
残り2割ぐらいのこどもはBMIが増加し、
将来肥満になるリスクがあります。

BMIは以下の式から算出します。
*BMI=体重(s)÷{身長(m)X身長(m)}

BMIの値から肥満リスクがある場合は、
食事・生活習慣・運動などを見直す必要があります。

さて、
今日はお天気良好でしたが冷たい風が吹きました。
明日も寒さが続く模様です。
温かくしてお過ごしください。