15/5/3「睡眠調査」
15/05/03 15:31 
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「睡眠調査」

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文部科学省が昨年11月に実施した、
睡眠を中心とした生活習慣等についての
調査結果が報告されました。

対象は小学5年生から高校3年生まで、
小学校195校
中学校281校
高校295校
各校1クラスから回答が得られました。

以下、調査結果から抜粋します。

*翌日学校がある日の就寝時刻
 
 午後10時までに寝る小学生49.2%
 0時以降に就寝;中学生22.0%、高校生47.0%

*睡眠時間の自己評価が「十分でない」
 
 小学生14.9%、中学生24.8%、高校生31.5%

*学校がある日とない日での起床時刻が2時間以上ずれる
 (よくある+ときどきある)

 小学生42.5% 中学生57.0% 高校生64.8%

*次の日に学校がある日の就寝時刻と
 「自分のことが好きだ」との関係
 
 小中学生ではおおむね就寝時刻が早いほど
 「そう思う」の割合が高い

*次の日に学校がある日の就寝時刻と
 「なんでもないのにイライラする」との関係

 小中学生ではおおむね就寝時刻が遅いほど
 イライラすることが「よくある」「ときどきある」
 の割合が高い

*学校がある日とない日で起床時刻が2時間以上ずれることと、
 「学校がある日の午前中、
  授業中にもかかわらず眠たくて仕方ないことがある」との関係

 小中高校生のいずれも起床時刻が
 2時間以上ずれることがよくあるほど、
 午前中、授業中にもかかわらず
 眠くて仕方がないことがある割合が高い

小学生(5年生以上)の約半数は午後10時以降に就寝していますが、
8割以上はその睡眠時間に「どちらかといえば十分」、「十分」
と自己評価しています。
その反面、
就寝時刻が遅い子ほど自己肯定感は低く、
なんでもないのにイライラ感が募る傾向にあります。

ゴールデンウィーク中、
お子さんの生活リズムについて見直してみましょう。