15/06/24 22:36
▼ﾀｲﾄﾙ
「薄味」
▼本文
6月4日〜10日は歯と口の健康週間でした。
以下、歯医者さんのお話から抜粋します。
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こどもに対してスナック菓子は
「砂糖は使っていないからむし歯にはならないだろう」
と大目にみるのは要注意。
スナック菓子は味が濃くて口に入れた途端に味が広がり、
その上口の中で溶けやすく、
よく噛まなくてもすぐに飲み込めてしまいます。
ファストフードも同じで、
濃い味に慣れると噛む習慣が身につかない上に、
自然と早食いになりがちです。
最近のこどもは、
むし歯は減ったものの噛む力が弱くなりました。
原因の一つには、
「濃い味を好む嗜好」が関係ありそうです。
この味覚が定着すると、後から直すことは難しいです。
近年、こどもの肥満や生活習慣病も多いので、
小さな頃から
「よく噛んで、ゆっくり食べること」
を意識して身につけましょう。
そのためには毎日の食事を少し薄味にしましょう。
噛んでいるうちに食べ物本来の味がわかるようになります。
将来の健康を守る味覚や食べ方を覚えさせる必要があります。
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日常の動作で何か力を出す際に、
必ず歯を噛みしめる瞬間があります。
それができないと、
とっさのときに必要な力を発揮できません。
健康な歯や顎を育むことは、
全身をパワフルに動かすことにつながります。
食事の時には、
「よく噛むほどおいしくなるよ」
とおこさんに教えてあげましょう。