15/7/16「溺水」
15/07/16 19:33 
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「溺水」

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お風呂で溺れる事故については、
これまでもお伝えしてきました。
以下、実際に起きた事故情報です。

*1歳児
親と入浴中、子供は浴槽の中で座って遊んでいた。水深27cm。
親が髪を洗い、2分後に浴槽を見たら子供が仰向けに横たわっていた。
すぐ引き上げたが、目は閉じ、呼び掛けに応じず、手足は脱力していた。

*2歳児
親と子供が一緒に入浴中、深さ20cmほどの浴槽に子供を立たせていた。
少し目を離した隙に、倒れてうつ伏せになっていた。
その後、少しぼーっとした状態でけいれんがあった。

平成25年人口動態統計年報によると、
不慮の事故は、
1〜4歳の死因第2位
5〜9歳の死因第1位です。

全年齢における、
不慮の溺死及び溺水者数は、
2013年;7523人
ちなみに、1995年;5588人、2000年;5978人
2011年以降7500人前後で推移しています。

不慮の溺死及び溺水のうち、
浴槽内での及び浴槽への転落による溺死及び溺水は5282人と、
約7割を占めました。

夏休みに入り、
プールや海、川に遊びに出かけたり、
お家でビニールプールで遊んだり、
と水遊びの機会が増えるかと思います。

こどもは数センチの水深でも溺れる可能性があるので、
浅いから大丈夫と思わずに、
おこさんから目を離さないようにしましょう。

さて、明日は多くの小中高校が終業式です。
夏休みに入りますが、
早寝・早起き・朝ごはんの、
規則正しい生活リズムを実行しましょう。