15/9/28「毛虫皮膚炎」
15/09/28 20:13 
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「毛虫皮膚炎」

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チャドクガの幼虫は、
越冬した卵からふ化した5〜6月と、
夏に産卵された卵からふ化した9〜10月頃に見られます。
幼虫は生育期間中集団で活動します。
一匹に約50万本の毒針毛があります。
幼虫はチャ、サザンカ、ツバキなどの植物を餌としています。
針が刺さると皮膚炎が起き、
赤いブツブツができて激しい痒みが生じます。

イラガの幼虫は7〜10月頃に見られます。
幼虫は毒棘をもち、
カキ、サクラ、カエデ、クリなど多くの樹木につきます。
棘に触ると激しい痛みが生じます。

樹木のある公園や木々に囲まれた場所でのキャンプの際には、
長袖・長ズボン・帽子を着用して、
なるべく肌が外にでないように気を付けましょう。

また、
洗濯物を干す場所の近くに木がある場合は、
その木に虫がついていないか、
あるいは葉っぱに虫食いの跡がないか確認して、
そういう場合は屋内に干しましょう。

画像は昨夜の中秋の名月です。
(中央の白い小さな円形部分)