16/6/3「心のケア」
16/06/03 20:13 
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「心のケア」

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皆様、
今日も一日お疲れ様でした。

5月30日熊本県教育委員会は、
震災後、
県内の小中学生3599人に心のケアが必要と公表しました。

国立成育医療研究センターこころの診療部による、
『災害後のこどもたちの心を守るために』から抜粋します。

@穏やかにこどものそばに寄り添う。
 できるだけこどもを一人にしない。
 幼いこどもが不安そうな時には抱きしめるなど、
 スキンシップをとる。

Aこどもの話に耳を傾け、
 質問、不安には、
 こどもが理解できる言葉で、
 状況や被害の説明をする。
 こどもの気持ちを根掘り葉掘り聞かない。
 
B体の病気はないのに、
 嘔気、嘔吐、頭痛、腹痛、呼吸苦などを
 訴える場合がある。
 体が楽になるように、
 さする・暖める・汗をふく、
 息をふーっと吐くことを促し、
 症状が楽と感じるようにする。
 
C叱らない。
 不安状態だと、
 普段できていたことができなくなったり、
 間違ったりする。
 叱られると不安が増し、
 自分を悪い子と思ってしまう。
 ねぎらいや保障の言葉かけをする。
 (こぼれただけだから大丈夫)
 (怖かったからイライラするね)

なかなか余震がおさまらず不安が消えませんが、
私達大人は、
おこさんが安心できるように
心配りを致しましょう。

今週末はお天気が崩れる模様です。
お部屋の中で、
絵本の読み聞かせなどいかがでしょうか。

明日もお元気で。
おやすみなさい。