16/6/16「保護者のメンタルヘルス」
16/06/16 18:51 
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「保護者のメンタルヘルス」

▼本文


皆様、
今日も一日お疲れ様でした。

今日は雨の一日でした。
明日・明後日は、
雨は一休みの模様です。

熊日新聞によると、
今回の熊本地震の震度1以上の余震回数は、
この2か月で1740回に達したそうです。
昨年1年間に全国で観測された
震度1以上の地震回数が1842回とのことで、
その約94.6%となる異常な状況のようです。
今日も熊本県では余震が続いています。
精神的不安を、
なかなか拭い去ることができないのではないでしょうか。
かといって、
日常生活の歩みを止めるわけにはいかないですし。

おこさんの心のケアのみならず、
保護者の皆様のメンタルヘルスも重要です。

兵庫県こころのケアセンターより。

@ご自分を責め過ぎない
 
 わが子の傷つき体験は、
 保護者にとっても傷つき体験となることがあります。
 「自分の育て方が悪かった」
 「自分は親として失格なのでは」
 と考えて自分自身を責めてしまうことがあります。
 こんなときこそ、
 ご自分をいたわりましょう。

Aご自分の感情をコントロールできなくなったら要注意
 
 こころの傷つき体験のために、
 ご家族の生活全体が変化したり、
 新たな問題が生じる場合があります。
 保護者の方に余裕がなくなると、
 こどものことが煩わしくなったり、
 不必要に叱ってしまう
 ということが起こりがちです。
 ご自分の感情が抑えられない状態が続くときは、
 保護者自身のケアが必要です。

B勇気を出して相談する
 
 親子関係がぎくしゃくしたとき、
 親として情けなくなったり、
 恥ずかしくなったりすることがあります。
 このような気持ちが続くと、
 問題を一人で抱え込み、
 誰にも相談できなくなります。
 こんなときこそ、
 信頼できる誰かに相談しましょう。

Cご自分へのいたわりを大切にする

 こどもを支えていくためには、
 ご自身へのいたわりは大切です。
 時には気分転換やリラックスできる時間を持ちましょう。
 
*リラックスできる方法をみつける
 入浴・音楽・自然・運動・趣味など、
 無理なく自分にあった方法で

*十分な睡眠をとる

*疲れたらこまめに休息をとる

今度の日曜日は父の日。
お父さんへの日頃の感謝の気持ちを、
おこさんと一緒に
どうぞお届けいただければと思います。
私からも心からお礼を申し上げます。
どうぞ良い週末をお迎えください。

当院は、
6/17(金)午後、
6/18(土)
休診させていただきます。

明日もお元気で。
おやすみなさい。