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▼ﾀｲﾄﾙ
「こどものこころのケアアンケート②」
▼本文
さて熊本市では、
5月10日から幼児健康診査が再開されています。
その際に、
「こどものこころのケアアンケート」を実施しています。
3歳児に対するアンケート調査の、
これまでの結果を簡単にご紹介します(6月10日分までを集計)。
＊アンケートの質問事項
◎震災後おこさんに次のようなことがあるか。
①親にしがみついて離れなかったり、後追いが激しくなった。
②おもらし、おねしょをするようになった、またはひどくなった。
③以前に比べて、なかなか寝付けなかったり、
夜中によく目を覚ましてぐずる。
④必要以上におびえたり、小さな物音にびっくりしたりする。
⑤そわそわ落ち着きがなくなったり、集中力がなくなった。
⑥暗い所や特定の場所を怖がるようになった。
⑦以前に比べて、ぜーせーしたり体や目を痒がるようになった。
◎震災後保護者の方に次のようなことがあるか。
①あまり眠れない。
②頭痛、腹痛、吐き気、めまいなどの不調を感じる。
③いらいらしたり、怒りっぽくなった。
④色々と不安だ。
⑤ちょっとした物音や揺れに対してひどく驚く。
⑥気分が落ち込んだり、寂しくなったりする。
⑦悪夢に悩まされることがある。
⑧物事になかなか集中できない。
⑨こどもについ当たってしまうことが増えた。
・566人の保護者が回答。
・質問事項のひとつでも該当する者の割合
3歳児；63％ 保護者；61％
・3歳児の上位3項目(上記質問事項の番号で示す)
1位；①(39.8％) 2位；④(30.2％) 3位；⑥(26.5％)
・保護者の上位3項目(上記質問事項の番号で示す)
1位；⑤(28.8％) 2位；④(26.7％) 3位；①(20.1％)
本震から3か月以上経過しましたが、
おこさん、
そして保護者の皆様の心の状態はいかがでしょうか。
7月13日の熊日新聞に、
熊本市教育委員会が
市立小中高校、幼稚園の全職員4597人を対象にした問診調査で、
66人がうつ、
83人がPTSD、
29人は双方の疑いがあることを公表しました。
学校の先生方は日頃からお忙しいうえに、
今回の震災では多くの学校が避難所になり、
その運営にも当たられたそうです。
学校は現在夏休みに入りました。
勿論先生にはお仕事があります。
ですが、
どうか少しでも
心も身体もゆっくりできる時間がとれますように。
さて、
現在二十四節気の大暑に入っています。
熊本市の最高気温は7月19日以降34℃以上が続いています。
本日の熱中症指数は最高31.6(15時)。
熱中症の「危険」レベルです。
明日の予報は熱中症指数最高30.7(15時)
同じく危険レベルです。
どうぞ室温・衣服調整、
こまめな水分補給を行いましょう。