16/9/11「抗疲労日本食」 16/09/11 18:28 ▼タイトル 「抗疲労日本食」 ▼本文 大阪市立大学健康科学イノベーションセンターなどの研究グループは、 このほど日本食の抗疲労効果を科学的に立証したことを発表しました。 この研究は、 和食がユネスコの無形文化遺産に登録されたことを受けて、 農林水産省が「医学・栄養学との連携による日本食の評価」 という研究戦略を2014年に策定し、 全国規模で開始された研究の中の1つです。 *研究内容 @対象;24名(男12名、女12名、21〜69歳)の健常ボランティア @食事 ・抗疲労日本食 研究機関と「粋餐 石和川(すいさん いわかわ)」が 抗疲労素材を多く使った日本食を共同開発(20食)。 ・コントロール食 20〜60代の各年代男女100名ずつ約1000名の 食事に関するアンケート調査結果を基に開発(20食) @方法 ・半数は、 最初の3週間抗疲労日本食を夕食として摂取 その後2週間ウォッシュアウト期間 最後の3週間コントロール食を夕食として摂取 ・半数はその逆(最初コントロール食、後で抗疲労日本食摂取) @結果 ・自覚的疲労感が軽減した ・安静時の交感神経活動の低下傾向(ストレス軽減傾向) ・血液中脂質代謝関連成分が摂取前後で9%有意に低下 ・摂取前後の血液中脂質代謝関連成分の変化率は、 自覚的疲労度の変化率と、 単純または複雑な認知課題成績の変化率と相関した @まとめ 抗疲労日本食は、 日常生活における疲労・ストレス軽減と 脳機能改善効果をもたらし、 健康増進に資する機能的食である。 「粋餐 石和川(すいさん いわかわ)」店主浦上浩さん考案の 抗疲労日本食メニュー82種をまとめたレシピ本が 丸善出版株式会社よりこの9月に発行されるそうです。 毎日の家事・育児・仕事などなどで、 皆様疲労が蓄積していることでしょう。 「和食」を、 美味しく楽しくご家族一緒に召し上がってくださいね。 |