17/3/4「歯並び」
17/03/04 19:33 
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「歯並び」

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1月は行く、2月は去る。
あっという間に3月に入りました。
昨日は雛祭り、そして明日は啓蟄。
春の暖かさを感じて、
冬ごもりしていた虫が外にはい出てくる頃。
今日の熊本市は16.3℃まで気温が上昇し、
早春の気配を感じる陽気でした。

さて、
歯科医の先生のお話の続きです。
最近歯並びに問題のあるこどもが目立つそうです。
その理由は、
栄養状態は良いので歯の大きさは十分だけど、
顎が小さいので歯が顎の中に納まりきれずに
歯並びが悪くなるのだそうです。

顎が小さい理由は、
硬い食材をあまり食べないからだそうです。
食事を与える側も、
噛みやすいものを与えて
食事をはやくすませようとする
意識があるのかもしれません。
噛み砕くためには時間が必要です。
時間の余裕があるときには、
硬めのものも与えてみましょう。

また以前もお伝えしましたが、
椅子に座った際、
足が宙ぶらりんにならないように、
踏み台などを置くことが大切です。
足の裏がきちんと着いた状態で座ることで
顎にきちんと力が伝わり、
顎の成長につながるそうです。

それから話は変わり、
皮膚科医の先生の講演から。

皮膚の表皮細胞には温度に反応するイオンチャンネル
というものがいくつかあって(TRPV1,3,4)、
お湯の温度が42℃以上の場合はTRPV1が活性化されて
皮膚バリア機能の回復を遅らせ、
お湯の温度が36〜40℃でTRPV4が活性化されて
皮膚バリア機能の回復が促進されます。
TRPV3は35℃以上で活性化されて、
皮膚バリア機能の維持に働きます。
つまり、
皮膚バリア機能の回復に最適なお湯の温度は36〜40℃、
よって沐浴・入浴は38〜40℃程度が良いことになります。

1月7日にも入浴時のお湯の温度について書きました。
高めのお湯に長時間入ることは
身体の健康には良いことではありません。
くれぐれもご注意ください。

画像は3月2日の朝、
西の空に虹がかかっているのを見つけました。
(画質が悪くてはっきりしませんが、
画面中央付近の斜めのライン)