17/4/8「乳児ボツリヌス症」 17/04/08 17:19 ▼タイトル 「乳児ボツリヌス症」 ▼本文 先月、 生後6か月のおこさんが、 蜂蜜に含まれていたボツリヌス菌が原因の 「乳児ボツリヌス症」で死亡したことが判明しました。 乳児ボツリヌス症は、 ボツリヌス芽胞を生後1年未満の乳児が摂取した結果、 腸管内で菌が発芽・増殖して産生した毒素により発症します。 国内では1986年に初発例が報告され、 原因食品は蜂蜜と断定されました。 それで翌年厚生省は、 1歳未満の乳児に蜂蜜を与えないように との通知をだしました。 離乳前の乳児は離乳後に比べて腸管内の微生物叢がまだ不安定で、 ボツリヌス菌の感染に対する抵抗力が低いと考えられています。 予防には、 芽胞による汚染の可能性がある、 蜂蜜、コーンシロップ、野菜ジュース などを避けることが唯一の方法とのことです。 さて、 遊水公園の桜はほぼ満開となっています。 明日は晴れ時々曇りの予報。 ぶらりと桜の花を見に、 お散歩に出かけてみませんか。 どうぞ良い週末をお過ごしください。 |