17/4/11「オウム病」
17/04/11 20:10 
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「オウム病」

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オウム病という感染症で、
妊婦の国内初の死亡例が確認されたそうです。

オウム病は、
オウム病クラミジアによる人獣共通感染症です。
主な感染様式は、
感染した鳥の糞に含まれる菌を吸い込むことです。
まれには、
餌を口移ししたり、
噛まれて感染することもあります。

日本でのオウム病の感染源となった鳥類の追跡調査では、
60%がオウム・インコ類で、
そのうち約3分の1はセキセイインコでした。

オウム病は主に30〜60歳の成人に発症することが多く、
小児は比較的少ないとされています。

高熱で突然発症し、
頭痛、全身倦怠感、筋肉・関節痛などがみられ、
軽症例から致死的な経過をとることもあります。

予防としては、
*鳥との過度な濃厚接触をさける
*鳥を飼育する際は、ケージ内の羽や糞をこまめに掃除する
*鳥の世話をしたら、手洗い・うがいをする
*鳥が弱った場合に糞便や唾液中に排菌しやすいので、
 鳥の健康管理に注意する
*口移しで餌を与えない

こういう感染症があることも知っておきましょう。

さて、
昨日・今日と天気は崩れましたが、
予報では明日からしばらくはお天気良好のようです。
もうしばらく桜の花がもちますように。