17/4/29「言葉」
17/04/29 18:06 
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「言葉」

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昭和の日の祝日、
皆様いかがお過ごしでしょうか。
今日熊本はお天気良好です。
遊水公園では、
おこさん達が元気いっぱいに遊んでいました。

前回のブログで麻疹について書きましたが、
4月28日熊本県は、
インドネシアから帰国した成人男性が
麻疹に罹患したことを報告しました。

インドネシア滞在中に鼻汁などの症状が出現し、
帰国後発熱し麻疹と診断されました。

4月23日(日)インドネシアから帰国し、
16:15博多駅発のさくら415号に乗り新八代駅で下車しました。
詳細は熊本県のホームページに掲載されています。

繰り返しですが、
麻疹は特効薬がなくワクチンで予防するしかありません。
定期接種対象者は早めにお済ませください。

さて、
熊日新聞の朝刊に「わたしを語る」という連載がありますが、
現在お笑い芸人ヒロシさんが
『幸せになる!?ネガティブ道』と題して執筆されています。
その第26回から抜粋します。
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「まだ終わりじゃない。ここで走りきらなくては。」
周囲から「人気者だね」と言われるようになったころ、
自分に言い聞かせていた言葉です。

「斎藤君(ヒロシさんの本名)は最後まで一生懸命走る。
それはすごいことやね。」
小学校3年生のころ、
地区の運動会で同級生のお父さんに言われた言葉が
心に残っていたからです。

地区対抗リレーの予選で選手に選ばれず、
悔しい思いをしていたときに言ってくれました。
いじめられっ子で、
さほど褒められたことのなかった僕は
自分の頑張りを見てくれる
大人の存在がうれしかったのです。

僕は、この言葉を思い出し、
無我夢中でネタづくりに励みました。
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ヒロシさんは長い下積みの後、
やっとお笑い芸人として人気がでました。
それをもっと高めようと、
自分の気持ちを鼓舞するための心の支えとなったのが、
小学校の時にかけられた、
友人のお父さんの言葉だったのです。

そのお父さんは何気なく斎藤少年に
言葉がけしたのかもしれませんが、
その、
褒める・認める言葉が、
後々かけられた人に、
生きる勇気を与えたことを私は学びました。

逆に、
何気ないおとなの一言が、
こどもの生きる力を奪うこともあるでしょう。

言葉の力を今回の記事で改めて考えさせられました。
おこさんが前を向いて進んでいけるように、
温かい眼差しを大切にしたいと思います。