17/5/11「アニサキス」
17/05/11 18:51 
▼タイトル
「アニサキス」

▼本文


あるお笑い芸人さんが
「アニサキス」による食中毒になったことを
テレビ番組で語ったそうです。
その番組では、
最近増加しているアニサキス食中毒の特集が
放映されたようです。

アニサキスは寄生虫で、
その幼虫は、
サバ、イワシ、カツオ、サケ、イカ、サンマ、アジなどの
魚介類に寄生します。
魚介類の内臓に寄生しているアニサキス幼虫は魚介類が死亡すると、
内臓から筋肉に移動します。

アニサキス幼虫が寄生している生鮮魚介類を
生(不十分な冷凍又は加熱のものを含む)で食べると、
アニサキス幼虫が胃壁や腸管壁に刺入して食中毒を起こします。

厚労省が平成25年から調査を開始した
年間のアニサキス食中毒件数は、
H25年88件
H26年79件
H27年127件
H28年124件
そして本年度は4/7までに21件

本年度判明した原因食品は、
ニシン、カガミダイの刺身
イワシの酢じめ
サーモン、ぶり又はしらこの刺身
生食用魚介類
しめさば
マグロ、タイ、イカ、ツバスの刺身
真さば刺身
アジの刺身
サバ、カツオ、シマアジ、ヒラメの刺身
などです。

予防としては、
*新鮮な魚を選び、丸ごと1匹購入したら、速やかに内臓を取り除く。
*内臓を生で食べない。
*目視で確認し、アニサキス幼虫がいたら除去する。
*加熱する(60℃1分、70℃以上で瞬時に死滅)
*冷凍する(−20℃で24時間以上)

食酢での処理、塩漬け、醤油やわさびをつけても
アニサキス幼虫は死滅しないそうです。

できるだけ魚は加熱し、
刺身や寿司を食べる時はこの食中毒があることを念頭に、
目でよく見つつおいしくいただきましょう。

さて、
今日は午後から高平台小学校の定期健診にお伺いしました。
1年生3クラスと4年生1クラスでした。
新1年生の皆さんは、
自分の番まで静かに待つことができ、
きちんと診察を受けることができました。

小学校では運動会の練習が行われています。
進級して精神的にはまだ緊張感があり、
暑さの中で練習が進んでいきます。
しっかりと朝ごはんを食べて、
しっかりと睡眠を確保していきましょう。