19/1/19「暖房器具」
19/01/19 17:42 
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「暖房器具」

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どんより曇った土曜日の夕暮れ時。
皆様如何お過ごしでしょうか。

1/7〜1/13の全国のインフルエンザ定点数は38.54。
警報レベルを超えました。

熊本県の定点数は58.79。
全国同様警報レベルに達し、
しかも愛知県の75.38に次いで全国で2番目の多さです。

全国上位10番内に、
九州は熊本を含めて
鹿児島(52.34)
福岡(51.87)
長崎(48.66)
佐賀(46.18)
宮崎(44.43)
が入っています。

*ここ数年の警報レベルの持続期間

平成27年;1月5日から4週間
平成28年;2月8日から4週間
平成29年;1月23日から2週間
平成30年;1月8日から6週間

しばらくは感染予防に気を配りましょう。

さて、
1月20日から2月3日までは二十四節気の大寒。
一年で寒さが最も厳しい時期です。

ご家庭では皆様、
何らかの暖房器具をご使用されていらっしゃると思います。

独立行政法人製品評価技術基盤機構によると、
2013年から2017年までの暖房器具の事故は1064件。
事故件数は毎年190件を超えていて、
うち火災件数は毎年150件を超えています。

そして、
人的被害は2015年から増え続けていて、
2017年度は、
死亡107人
重傷74人
軽症193人 でした。

・事故発生の月別

 第1位 1月;266件
 第2位 2月;190件
 第3位 12月;180件 

・人的被害の年代別
 高齢者の死亡事故が多く発生している。

・製品別の人的被害者数

 第1位 石油ストーブ;137件
 第2位 電気ストーブ;65件
 第3位 石油ファンヒーター;54件 

・人的被害に至った事故発生状況

 *可燃物が放射熱で過熱又は接触
 *ガソリンの誤給油により引火
 *給油口ふたの閉め忘れ及び締め付け不良による引火
 *故障品を使用
 など

『暖房器具の気を付けるポイント』

@ストーブで衣類を乾かしたり、周囲に可燃物を置かない
  放射熱による過熱や
  空気の対流により衣類が高温部に接触し火災のおそれがある。

@使用しない時、外出時は電源スイッチを切り、電源プラグを抜く
  
@就寝時は使用しない

@電源コードは丁寧に扱う
  電源プラグと電源コードの付け根で電源コードが断線し、
  スパークが発生し火災に至っている。
  電源プラグをコンセントに差し込んだまま製品を移動しない。
 
幼児が使用中の電気ファンヒーターにつかまり立ちして、
手にやけどを負った事例もあります。
どうぞご用心ください。