19/4/8「歩行中の交通事故」
19/04/08 20:03 
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「歩行中の交通事故」

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桜の花びらが風に舞っています。
今週は入学式が執り行われます。
新入生の皆様おめでとうございます。

さて今回は、
平成30年3月に警察庁交通局がまとめた
「児童・生徒の交通事故」から、
小学生の歩行中の交通事故について抜粋します。

平成25年〜29年の5年間の統計によると、
小学生の交通事故死は合計168人
第1位;歩行中84人
第2位;自転車乗用中48人
第3位;自動車乗用中35人
第4位;二輪車乗用中1人

*歩行中の死者数
小学1年生が最多の32人で、
学年が上がるにつれて減少している。
(小学6年生4人)

*歩行中の月別死傷者数
4月〜7月と10、11月が多い。
4月は小学2年生が最多。
それ以外の月は全て小学1年生が最多。

*時間帯別死傷者数
 第1位15時
 第2位16時
 第3位17時
 第4位7時
 登下校の時間帯が多い

*歩行中の通行目的別死傷者数
 第1位 下校中20.8%
 第2位 遊戯中15.6%
 第3位 登校中14.5%

*衝突地点別死傷者数
 交差点内が43.5%で最多。
 特に小学1・2年生が多い。

*事故類型別死傷者数
 横断中が最多で、
 そのうち横断歩道での事故が約4割。

警察庁は、
こどもへの横断の仕方の教育を訴えています。
(特に小学1・2年生に対して)

・横断歩道や信号機がある交差点が近くにあるときは、
 そこまで行って横断する。

・横断する前に、
 青信号や横断歩道でも
 「立ち止まる」
 「左右をよく見る」
 「車がとまっているのを確認する」

・横断中は左右をよく見る

昨年も書きましたが、
通学路は親子で実際に歩いて点検しましょう。
曜日、時間帯、天候によって交通事情は異なります。

おこさんが安全に学校に通学できるように、
我々大人も十分に気を配る必要があります。