19/11/13 20:11
▼ﾀｲﾄﾙ
「インフルエンザ流行期」
▼本文
ラグビーワールドカップも終わり、
秋が深まる今日この頃、
皆様いかがお過ごしでしょうか。
11月に入ってからも
熊本市の最高気温は20℃を超えていましたが、
明日14日から16日にかけて、
最高気温は20℃以下、
最低気温は
15日3℃
16日4℃
と真冬並みの寒さとなる見込みです。
寒暖差が大きくなりますので、
衣服・室温調整をこまめに行いましょう。
さて皆様ご存知のように、
今期のインフルエンザの流行は、
例年になく早まっております。
熊本県ではここ数年は、
11月下旬から12月半ば頃に流行期になっていましたが、
今期は10月21日～10月27日の週に入りました。
当院では9月半ばに
今期初のインフルエンザの方を数名診断しました。
その後はしばらく落ち着いていましたが、
10月半ば頃から近隣の小学校で発生し、
その後もその小学校では感染が続いていて、
家族内でも感染している場合もあります。
また、
先週土曜日に熊本地域医療センターで診療した際にも、
幾つかの異なる地区でのインフルエンザ感染を確認しました。
流行期に入ってから、
前年度は5週間後、
前々年度は7週間後に流行のピークを迎えています。
今期は今後どう推移していくのかまだわかりませんが、
感染予防対策は行っていきましょう。
さて、
11月は乳幼児突然死症候群の対策強化月間です。
発症のリスクを低くするための3つのポイント
①1歳になるまでは、寝かせる時は仰向けに寝かせる
②できるだけ母乳で育てる
③保護者等はたばこをやめる
平成30年は
60名(概数)の乳幼児が乳幼児突然死症候群で亡くなっています。
どうぞお気を付けください。