20/6/22「誤飲・窒息」
20/06/22 19:59 
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「誤飲・窒息」

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昨日は夏至で、
熊本の
日の出時刻5時9分
日の入り時刻19時28分
でした。

さて、
これまでもお伝えしていますが、
おこさんの死因で上位を占めるのが
不慮の事故です。

令和元年の死因の中で不慮の事故は、

・0歳児;77人(死因第3位)
・1〜4歳;72人(死因第2位)
・6〜9歳;57人(死因第2位)
・10〜14歳;82人(死因第3位)
各年齢の上位となっています。

なお、
15歳〜39歳の死因第1位は自殺です。

不慮の事故の中に窒息・誤飲があります。

東京消防庁管内で、
平成27年から令和元年までの5年間に、
5歳以下のこども6071人が、
窒息や誤飲により救急搬送されています。

*年齢別
0歳;2291人
1歳;1690人
2歳;861人
3歳;610人
4歳;384人
5歳;235人

成長とともに減少しています。
0歳児では、
7か月から増加し9か月が最多となっています。

*時間帯別
17時台から21時台に多く救急搬送されています。
保護者が夕飯などの準備に手を取られている時間帯です。

*発生場所
住居等の居住場所が全体の9割以上です。

*年齢別の窒息・誤飲に係わる製品等

・0歳児
 第1位;包み・袋
 第2位;たばこ
 第3位;玩具

・1歳児
 第1位;食品・菓子
 第2位;玩具
 第3位;薬剤

・3〜5歳
 第1位;食品・菓子
 第2位;玩具
 第3位;硬貨

◎乳幼児の窒息や誤飲の防止策

・6か月になったら何でも口に入れる
 
 早い子で5か月から
 「物をつかむ」⇒「口に入れる」行動が見られます。
 乳幼児は
 トイレットペーパーの芯(39o)を通る大きさのものなら、
 口に入れ飲み込む危険性があります。
 飲み込む可能性があるものが
 手の届くところに置いてないか確認しましょう。


・年齢に応じた大きさや形状にして食べさせる
 びっくりさせない
 
 大きな食べ物を丸飲みしたり、
 びっくりして飲み込んでしまうことがあります。
 成長段階に応じ、
 食べ物は切る・つぶすなどして食べさせ、
 食事中にびっくりさせるようなことはやめましょう。

日々の日常生活の中に落とし穴があるものです。
忙しい毎日ですが、
確認していきましょう。
チコちゃんに叱られませんように。