20/12/31 17:55
▼ﾀｲﾄﾙ
「大晦日」
▼本文
今日の熊本市の最低気温－2.4℃・最高気温4.9℃。
とても寒い大晦日となりました。
雪が至る所に積もっていました。
年末年始もお仕事の皆様お疲れ様でございます。
そして育児中の皆様は年中無休。
今年も本当にお疲れ様でした。
さて、
ユニセフの基幹報告書である世界子供白書2019は、
「子どもたちの食と栄養」がテーマでした。
世界では、
5歳未満児の少なくとも3人に1人が、
栄養不良が表面化した症状である
＊発育阻害
＊消耗症
＊過体重
の状態にあるそうです。
また、
生後6か月から2歳までの子どものおよそ3人に2人が、
この時期の子どもの身体や脳の急速な成長に必要な食べ物を
得ることが出来ていないそうです。
子どもの発育を妨げているのは栄養不良の三重苦です。
①低栄養⇒発育阻害と消耗症
・発育不全、感染症、死亡
・認知能力の発達と学習準備の遅れ、学業成績の悪化
・後年における収入の低下
②隠れ飢餓⇒微量栄養素(必須ビタミンやミネラル)の不足
・発育不全、発育不良
・免疫力の低下と組織発達の遅れ
・健康状態の低迷と死亡リスク
③過体重
・短期的；心血管疾患、感染症、自己肯定感の低下
・長期的；肥満、糖尿病などの代謝性疾患
世界的にみて、
生後6か月から2歳の子どもの45％近くが、
果物や野菜をほとんど摂っておらず。
60％のこどもが、
卵、乳製品、魚、肉を与えられていません。
年齢が上がると果物や野菜の消費量が減り、
朝食の欠食、
ソフトドリンクやファーストフードばかりを
口にする青少年も多くいます。
また、
・保健サービス
・安全な水
・衛生設備
を利用できずに栄養不良になる子どもも非常に多いです。
おこさんの健やかな成長の基本となる栄養。
バランスよく食べていきましょう。
そして食べることが楽しく感じられますように。
本年も皆様の御厚情に心からお礼申し上げます。
不行き届きの点も多々あり、
ご迷惑をおかけしましたことをお詫び申し上げます、
どうぞ来年が皆様にとりまして幸多き年となりますこと、
心よりお祈り申し上げます。