21/1/29「インターネット依存」
21/01/29 20:13 
▼タイトル
「インターネット依存」

▼本文


今日の熊本市の最高気温は5.6℃。
とても寒い一日でした。
明朝は氷点下の厳しい寒さとなるようです。
今晩は暖かくしてお休みください。

さてコロナ禍で、
おこさんのテレビ・スマホ・ゲームなどの
スクリーンタイムが長くなっている傾向にあります。

このほど、
富山大学が2018年7月に
富山県内の中学生473人を対象におこなった
アンケート調査の結果をまとめました。

アンケートの内容は、
インターネット依存と疲労自覚症状及び生活習慣
に関するものです。

ネット依存は、
20項目の質問からなるヤングのネット依存度テスト(IAT-20)を用いました。
(非依存・低依存・高依存の3段階で判断)

また、
疲労自覚症状、生活習慣、学校生活、家庭生活等について調査しました。

*結果

・学年が上がるほど高依存の割合が高くなる。

・ネット依存度が高くなるほど、
 ネット時間が長い
 就寝時刻が遅い
 睡眠時間が短い

・ネット依存度が高くなるほど以下の自覚症状がある
 集中思考困難
 だるさ
 意欲低下
 活力低下
 ねむけ
 身体違和感

・「学校の勉強がよくわかる」「家族団らんが楽しい」
 と回答した人にネット依存の人は少ない。

この結果より、
ネット依存者は単にネット利用時間が長いだけでなく、
・生活リズムの乱れ
・健康問題が発生している
ことがわかりました。

今回の調査で、
ネット依存の有無に関わらず、
休日のネット利用時間は平日の約2倍になっています。

研究者は、
ネット依存の予防には、
学校・家庭生活の充実が重要ではないかと考えています。

コロナ禍でおこさんたちの活動も制限され、
ご家庭で過ごす時間が長くなっています。
スクリーンタイムをどうするか、
ご家庭で話あってみましょう。